初めて売れた作品

22歳ぐらいの時、半年掛けて描いた絵を、とある画廊のオーナーが6万円で買ってくれた。
異常に描き込みすぎて、何が描いてあるかも不明な作品。素人感、徒労感のある作品に、画廊オーナーは同情したのかもしれない。

しかし、残念なことにその後、その奇特なオーナーは破産し、行方知れずとなった。

さらに10年ぐらいすぎた。
人づてに、私の作品がとあるヤクザ事務所に飾られていると聞いた。
差し押さえた画廊の作品から、私の作品を気に入って選んでくれたのか、価値があるものと勘違いしたのかもしれないが、どちらにしても、うれしかった。

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