ジャイアンに命を助けられた話

今日は新宿のJR本社で打ち合わせ。

こんな大きなビルで打ち合わせしてますよ、なんて、リア充報告は格好が悪いと謹んでいました。
しかし、もう4回来たし、もはや自分の会社だと言っても過言ではないという気持ちにもなり、報告します。
初めて来た日は涼みに来た男と思われ、職質されましたが。

先日家族と昔流行っていたおもちゃの話題になりました。

変身サイボーグっておもちゃをご存知ですか?
男の子用の着せ替え人形みたいなやつです。

私はそれを持っていた話をして、近所の一つ上のガキ大将「Y」に盗られてしまったことを思い出しました。
そこから、Yの記憶が蘇り、家に設置していた風速が計れる風車を盗られたこと、
お気に入りの仮面ライダーペンダントをドブ川に捨てられたこと、
捕まえたヤモリを渡さない限り家に返さないと言われて、私が渡さないと代償として彼の家の掃除をさせられたこと…など思い出が次々と蘇ってきました。

また、危険だった出来事では、Yが土手の上で大きな石を掘っていて、私がその下でアリを見ていた時に、Yが掘り起こした大きな石を私めがけて落としてきたこともありました(多分わざと)。

すごい勢いで落ちてきた石が私に直撃し、頭からタラタラと血が流れました。
近くの大人に「あんた、頭割れとるよ!!」と言われ、
その言葉に驚いて私が泣き出すと、Yは逃げていきました。

家族に話すと、それじゃジャイアンみたいじゃないと言われましたが、全くそんな感じでした。

ある時、幼稚園でYとまたまた遊んでいました。
そこに体操競技のつり輪のような遊具があり、鎖で30センチぐらいの鉄の輪がぶら下がっていました。
Yは運動神経が良かったので、頭の上くらいもの高さがある輪に飛び乗って、ブランコみたいに遊んでいました。
私はチビなのもあり、鉄の輪にぶら下がることしかできませんでした。

しかし、どうしてもYのマネがしたくて、悪戦苦闘して、懸垂の要領で鉄の輪に顎を掛けた時、力尽きて、すっぽりと鉄の輪に頭がハマってしまったのです。よじ登ったところなので、足もつかず、首吊り状態です。

苦しかった。いくらもがいても鉄の輪は外れず、視界がぼんやりしていき、Yが逃げていくのが見えました。

あと30秒で死んだと思いますが、
なんと、あのYが先生の手を引いて戻ってきたのです。

先生に救助された後、私はゲーゲーと吐きました。

私はYに命を助けられたのです。

その後、普通に帰宅したので、この事件のお知らせは私の両親にはなかったのでしょう。
首吊り遊具はすぐに撤去されて、何もなかったことになりました。

Yは中3の終わりに訳有で夜逃げのように引っ越してしまい消息不明になりました。
大人になり遠く離れたお風呂屋さんで再会するのですが、その話は、また今度。

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